ウェブデザインとフロントエンド開発の世界は常に進化しています。今回は、ブラウザサイズに応じて動的に変化するビジュアルエリアを作成し、ユーザー体験を向上させる方法をご紹介します。jQueryを使ったシンプルなテクニックで、サイトの見た目と機能性を格段に向上させましょう。
CSSによるビジュアルエリアとコンテンツエリアのスタイリング
このセクションでは、.headArea(ビジュアルエリア)と.contentsArea(コンテンツエリア)のCSSスタイリングについて詳しく解説します。
自分のプロジェクトに合わせてカスタマイズできるように、基本的なスタイル指南と実用的なヒントを提供します。
<style>
body {
margin: 0;
padding: 0;
font-size: 18px;
text-align: center;
width:100%;
margin:0px;
padding:0px;
}
.headArea{
position:fixed;
width: 100%;
height: auto;
top: 0;
left: 0;
}
.headArea h1{
text-align: center;
font-size: 28px;
line-height: 1.8em;
color: #ffffff;
position: absolute;
z-index: 2;
top: 28%;
width: 100%;
}
.headArea img{
width: 100%;
position: relative;
}
.contentsArea{
position: relative;
background-color: #ffffff;
height: 1500px;
font-size: 30px;
padding-top: 200px;
font-weight: bold;
}
</style>
ビジュアルエリアの上をスクロールするとコンテンツエリアを被せて表示するHTML記述
ビジュアルエリア(class=”headArea”)内に画像(1.jpg)を用意し、ビジュアルエリアの下にコンテンツエリア(class=”contentsArea”)用意しました。
<div class="headArea">
<img src="1.jpg" width="100%">
<h1>ブラウザサイズによって可変するビジュアルエリアの高さを取得し、<br>コンテンツエリアの位置に高さを設定後、<br>スクロールするとビジュアルエリア上にコンテンツエリアを被せて表示させてます。</h1>
</div>
<div class="contentsArea">コンテンツエリア</div>
ビジュアルエリアのダイナミックな高さの取得し、インタラクティブな動作のJavaScriptを使った実装
jquery-3.1.1.min.jsファイルを読み込みます。
ここでは、jQueryの.height()メソッドを使って、ビジュアルエリアの高さを取得する方法について説明します。この高さは、ブラウザのサイズによって変わるため、動的なウェブデザインに不可欠です。コードスニペットと一緒に、このプロセスの背景と理論についても触れています。
$(“ビジュアルエリア”).height()で高さを取得し、取得した高さを$(“コンテンツエリア”).css(“top”, 高さ)でコンテンツエリアの位置に設定します。ブラウザをリサイズしても同様の処理を行うようにしてます。
<script src="jquery-3.1.1.min.js"></script>
<script>
function contentsAreaPosi(){
var height=$(".headArea").height();
$(".contentsArea").css("top", height);
}
$(function(){
contentsAreaPosi();
$(window).on('resize',function(){
contentsAreaPosi();
});
});
</script>
ビジュアルエリアの上をスクロールするとコンテンツエリアを被せて表示するデモページ
実際にこれらのテクニックを適用した以下のデモページへを確認できます。
ビジュアルエリアの上をスクロールするとコンテンツエリアを被せて表示するデモページ
まとめ
この記事では、jQueryを使って動的なウェブデザインを実現する方法を詳しく解説しました。これらのテクニックを活用して、訪問者に忘れがたいブラウジング体験を提供しましょう。また、皆さんのフィードバックや実装例を是非コメントで共有してください。
※流用される場合は自己責任でお願いします。
デモページheadタグ内のGoogleアナリティクスタグは流用しないで下さい。