町の中小企業は社内SE不在率が高い
私はコロナ以前まで、よく自宅近くの地元の人しか行かない様な居酒屋や立ち飲み屋に通ってました。何度か通ってると認知され、店主や馴染みお客さんと話していると、その中で地元の個人事業主や中小企業社長や社員の人とたまに話すことがあります。(緊急事態宣言中は飲み屋もほとんど営業してなかったので、話す機会が1年程ほとんどなくなりました)
私が本業でSEをやってることもあり、たまにパソコンやネット関係で何か困ってることあるか聞いてみると何かしらはある様でした。そんな時はどう対応してるのか聞くと、そもそもいないので対応しない・できないか、少しパソコンやネットに詳しい人がいてなんとなく対応してるが根本的な解決が出来てないので、問題は定期的に頻発してるようでした。
そもそも今まで社内SEというポジションの人がいたことが無いようでした。
困ったことあれば御用聞きしてあげる
話を聞いて対応できそうな内容であれば「家近くなんで今度ちょっと見てみましょうか?」的な感じで行く約束を取り付けて行ってみる。
行った時にすぐ対応できることは対応してますが、そもそも専門外で自分では出来ない内容だったり、その他何か困ったことが無いか聞き出して一旦持ち帰ってました。
定期的に困ったこと無いか聞いて、たまに顔出し
2週間に1回(少なくとも月1回)は困ったことを無いか飲み屋でもLINEでも確認しつつ、前回対応したときに聞き出した困ったことを対応しに行ってます。
1、2度行くと色々と困ってることが出てくるので出来ることは対応し、専門外で出来ないことはパートナーを紹介したり、専門業者を探して問い合わせて貰ったりと臨機応変に対応してます。
困ってることで多いこと
私の聞いた範囲ですが、現在社内SE不在の会社や個人事業主で困ってることで良く出てくる話は以下の通りです。
- メール設定関連(設定がわからない or 送受信できなくなった)
- コピー機のスキャン方法
- 社内LANに関連すること or インターネットができなくなった
- 新しいPCやOA機器の購入商品は何が良いか
- サイトのサーバーやドメイン、SSL設定や更新関連
- サイトを更新したいが外注すると高い
- ECサイト関連(ECサイト更新方法 or 始めたい)
- セキュリティソフトのファイアウォール設定によるネット関連の制限
- zoomのやり方
- リモートワークのやり方
- 他にも色々
別の仕事として話が広がることも
僕の本業はWEB系SEなのですが、御用聞きしてると知り合いの会社のECサイトやWEBサイトを作って欲しいって依頼の相談をされたりするのでやってます。
お金の話(作業費)をする
2、3か月ほどやり取りや御用聞きをしたタイミングで、まだ定期的にありそうであれば、「社内SE不在で専門の人を雇うより全然いいと思うので、できれば…」って感じで1回あたりいくらや月いくらでって話をすると大体OKもらえます。
私は現在に月1、2日数時間程度の作業で1社あたり月¥数万程のお仕事を頂いております。