WordPressで効果的なSNSシェアを実現！カテゴリー名と記事タイトルを含むシェア情報の取得方法｜DAD UNION

WordPressを使ったブログでの情報発信は、今や数多くのウェブサイトで行われています。その中で、読者が気に入った記事を簡単にSNSでシェアできるようにすることは、ブログの訪問者数を増やす上で非常に重要です。しかし、プラグインを使う方法だけでなく、もっとカスタマイズ性の高い方法でシェアボタンを設置したいと思うこともあるでしょう。この記事では、WordPressでのSNSシェア用ボタンの設置方法を初心者にもわかりやすく説明します。

Contents

WordPressでのSNSシェアボタンの設置
各SNS向けのシェアURLの設定
まとめ

WordPressでのSNSシェアボタンの設置

記事のURLの取得

まず、記事のURLを取得します。URLはWeb上での記事の位置を示す重要な要素です。WordPressではget_permalink()関数を使い、さらにurlencode()関数でエンコードすることで、URLをSNSシェア用に適した形にします。

<?php echo urlencode(get_permalink()); ?>

記事タイトルの取得

次に、記事のタイトルを取得します。タイトルは記事の内容を表す重要なキーワードです。ここでもget_the_title()関数とurlencode()関数を使って、SNSシェアに適した形に加工します。

<?php echo urlencode(get_the_title()); ?>

カテゴリ名の取得

記事が属するカテゴリ名もまた、シェア時に重要な情報となり得ます。get_the_category()関数でカテゴリ情報を取得し、これもurlencode()でエンコードします。

<?php
$category = get_the_category();
$category[0]->cat_ID;	//カテゴリーID
$category[0]->category_nicename;	//カテゴリースラッグ

echo urlencode($category[0]->cat_name);	//カテゴリー名をURLエンコード
?>

各SNS向けのシェアURLの設定

Facebook

Facebookでは、記事のURLを基にシェアすることが一般的です。Facebook用のシェアリンクは、OGP（Open Graph Protocol）の設定も必要となる場合があります。
以下は「記事URL」のみ設定してます。

<a href="https://www.facebook.com/sharer/sharer.php?u=<?php echo urlencode(get_permalink()); ?>&amp;src=sdkpreparse" target="_blank">Facebook</a>

Twitter

Twitterでは、記事のURLに加え、カテゴリ名や記事タイトルを含めることができます。これにより、ツイートする際の情報が豊かになり、より多くの関心を引くことができるようになります。
以下は「記事URL」＋「カテゴリー名」＋「|」＋「投稿記事タイトル」を設定してます。「|」のURLエンコード文字が「%7C」です。

<a href="https://twitter.com/share?url=<?php echo urlencode(get_permalink()); ?>&text=<?php echo urlencode($category[0]->cat_name); ?>%7C<?php echo urlencode(get_the_title()); ?>" target="_blank">Twitter</a>

LINE

LINEでのシェアも、Twitterと同様に記事のURL、カテゴリ名、記事タイトルを組み合わせることが可能です。LINEは個人間のコミュニケーションツールとして広く使われているため、ここでのシェアは非常に効果的です。
以下は「記事URL」＋「カテゴリー名」＋「|」＋「投稿記事タイトル」を設定してます。「|」のURLエンコード文字が「%7C」です。

<a href="http://line.me/R/msg/text/?<?php echo urlencode($category[0]->cat_name); ?>%7C<?php echo urlencode(get_permalink()); ?>" target="_blank">LINE</a>