ある時、ウェブサイトのUIやUXを飛躍的に向上させるキャッチーなアニメーションが必要になるかもしれません。
特に、エンゲージメントを高めたいCTA(コールトゥアクション)ボタンやロゴには、ユーザーの注目を引き付ける工夫が必要です。
その一つの方法として、jQueryを利用したマウスオーバーに反応する画像の点滅エフェクトについて、本記事では詳細にわたって解説いたします。
CSSでマウスカーソルのビジュアルを最適化
初めに、CSSを用いてマウスオーバー時にカーソルがポインターに変わることを確認しましょう。
これは、ユーザーに対して「このエリアはインタラクティブですよ」というサインとなります。
<style type="text/css">
#idLogo{
cursor:pointer;
}
</style>
この単純なCSSコードにより、#idLogoエリア上でカーソルがポインターに変わり、ユーザーの興味を引きつける手助けをします。
jQueryでマウスオーバー時の点滅エフェクトを実装
次に、jQueryを使用して画像がマウスオーバー時に点滅し、マウスアウト時に点滅が停止する機能を実装します。
<script type="text/javascript" src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.8/jquery.min.js"></script>
<script type="text/javascript">
$(function(){
var stid = "";
$("#idLogo").mouseover(function(){
stid = setInterval(function(){
$('#idLogo img').fadeOut(300,function(){$(this).fadeIn(300)});
},600);
});
$("#idLogo").mouseout(function(){
clearInterval(stid);
});
});
</script>
このコードは、マウスが#idLogoエリアに入ると画像を一定間隔でフェードアウトさせ、すぐにフェードインさせることで点滅エフェクトを実現しています。
マウスがエリアから外れると、clearInterval関数で点滅を停止します。
HTMLでの実装: 点滅エフェクトの適用
HTMLでは、対象となる画像エリアに適切なIDを指定しましょう。
<div id="idLogo"><img src="logo1.jpg" alt="ロゴ画像イメージ"></div>
このエリアが、上述のjQueryとCSSの影響を受け、インタラクティブな動きを実現します。
表示画像をjQueryを使用して点滅させるデモページ
点滅エフェクトがどのようにウェブページで機能するのかを確認することができます。
点滅エフェクトの最適な使用ケース
点滅エフェクトは効果的な場合もあれば、ユーザー体験を低下させる可能性もあります。
したがって、実装する際には以下のポイントを考慮してください。
- ユーザーフレンドリー: 点滅は控えめに。過剰なアニメーションはユーザーを遠ざける可能性があります。
- アクセシビリティ: 一部のユーザーには、頻繁に点滅するエレメントが不快感や体調不良を引き起こす可能性があるため、配慮が必要です。
- モバイルレスポンシブ: モバイルユーザーにも優れたエクスペリエンスを提供しましょう。エフェクトが小さなスクリーンでも適切に機能するか確認してください。
まとめ
この記事では、jQueryを使用したマウスオーバーによる画像点滅エフェクトの基本的な実装方法を解説しました。
このテクニックをウェブサイトのUI/UX改善に活かして、訪問者のエンゲージメントを向上させましょう。
各ステップを適切に配置し、ユーザビリティを前面に押し出すことで、ユーザー体験は確実に向上します。
※流用される場合は自己責任でお願いします。
デモページタグ内のGoogleアナリティクスタグは流用しないで下さい。