git PR

GitHubの非公開リポジトリを無料プランで別のアカウントに共有する方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

GitHubは、ソースコード管理とバージョン管理に優れたプラットフォームです。特に非公開リポジトリは、外部に公開せずにプロジェクトを管理できるため、多くの開発者に利用されています。
この記事では、無料プランで非公開リポジトリを別のGitHubアカウントに共有する方法を説明します。

はじめに

GitHubの非公開リポジトリは、プロジェクトを他人に見られたくない場合に便利です。しかし、チームで作業するためには他のメンバーとリポジトリを共有する必要があります。無料プランでも共同作業者を追加することでリポジトリを共有できますが、権限設定が簡略化されています。
この記事では、共同作業者を追加する手順と注意点について詳しく解説します。

1.GitHubにログインする

まず、GitHubにログインします。以下の手順に従ってください:

  1. GitHubのログインページにアクセスします。
  2. ユーザー名またはメールアドレスとパスワードを入力し、「Sign in」ボタンをクリックします。

2.非公開リポジトリを選択する

ログイン後、共有したい非公開リポジトリを選択します。手順は以下の通りです:

  1. 画面右上の自分のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「Your repositories」を選択します。
  2. 共有したい非公開リポジトリをリストから選択します。

3.リポジトリの設定を開く

リポジトリのページに移動したら、次に設定を開きます:

  1. リポジトリページの上部にある「Settings(設定)」タブをクリックします。

4.アクセス権限の管理

「Settings」ページでアクセス権限を管理します:

  1. 左側のメニューから「Manage access(アクセスの管理)」を選択します。
  2. Manage access」セクションが表示されます。

5.共同作業者を追加する

ここから共同作業者を追加します:

  1. 「Manage access」セクションで、「Invite a collaborator(共同作業者を招待)」ボタンをクリックします。
  2. 招待したいユーザーのGitHubユーザー名またはメールアドレスを入力します。
  3. Add {username} to this repository(このリポジトリに{username}を追加)」ボタンをクリックします。

6.招待の承認

招待されたユーザーにはGitHubからメールが届きます。相手は以下の手順で招待を承認します:

  1. GitHubから届いたメールを開き、「View invitation(招待を見る)」ボタンをクリックします。
  2. GitHubにログインし、招待を承認します。

 
これで、共同作業者は非公開リポジトリにアクセスできるようになります。

7.権限の設定

無料プランでは、詳細な権限設定は提供されていませんが、以下の基本的な権限があります:

  • Read(読み取り): リポジトリの内容を閲覧できる。
  • Write(書き込み): リポジトリに変更を加えられる。
  • Admin(管理): リポジトリの設定を変更できる。

 
無料プランでは共同作業者に「Write」権限が自動的に付与されます。詳細な権限設定が必要な場合は、GitHubの有料プランを検討してください。

注意点

  • 非公開リポジトリのセキュリティ
    非公開リポジトリには機密情報が含まれることが多いです。共同作業者を追加する際は、信頼できる人のみを招待するようにしましょう。また、アクセス権限の管理を適切に行い、不要になったユーザーの権限は速やかに削除することが重要です。
  • 権限の管理
    共同作業者の権限を適切に設定することで、プロジェクトの安全性と効率性を保つことができます。無料プランでは詳細な権限設定ができないため、共有する相手には必要最低限の権限を付与するよう心がけましょう。
  • 有料プランの検討
    無料プランでは基本的な機能しか利用できないため、より詳細な権限設定や追加機能が必要な場合は、有料プラン(GitHub TeamやGitHub Enterprise)へのアップグレードを検討してください。これにより、プロジェクトの管理がより効率的になります。
  • 招待リンクの有効期限
    GitHubの招待リンクには有効期限があります。共同作業者が招待を受け入れるのに時間がかかる場合、招待リンクが無効になることがあります。この場合は、再度招待を送る必要があります。
  • プロジェクトの管理
    共同作業者を追加することで、プロジェクトの管理が複雑になる場合があります。適切なコミュニケーションを保ち、プロジェクトの進行状況を定期的に確認することで、効率的なチーム作業を実現しましょう。

まとめ

GitHubの非公開リポジトリを無料プランで別のアカウントに共有する方法について、手順と注意点を解説しました。以下のポイントを押さえておきましょう:

  1. GitHubにログインし、共有したいリポジトリを選択する。
  2. リポジトリの設定を開き、「Manage access」から共同作業者を追加する。
  3. 招待されたユーザーはメールを確認し、招待を承認する。
  4. 無料プランでは「Write」権限が自動的に付与される。
  5. 非公開リポジトリのセキュリティと権限の管理に注意する。

 
これらの手順を守ることで、安全かつ効率的に非公開リポジトリを共有できます。プロジェクトの成功を祈っています。
この記事が、GitHubの非公開リポジトリを他のユーザーと共有する際の助けになれば幸いです。

 
※参考にする場合は自己責任でお願いします。