今回は定番中の定番、Lightbox2を使った画像のポップアップ表示について、基本から応用まで幅広く解説していきます。
Lightboxは有名なのでご存じかと思いますが今まで紹介してなかったのでご紹介します。
CSSでの基本設定
まずは、Lightbox2を使うための基本的なCSSを設定します。ここでは、サムネイル画像に適用するスタイルを定義します。ポイントは、見た目の美しさと使いやすさのバランスを取ることです。
lightbox.min.cssファイルを読み込みます。サムネイル(a[data-lightbox] img)のCSS記述です。
<style>
body {
margin: 20px 10px;
padding: 0;
font-size: 18px;
text-align: center;
}
h1{
text-align: center;
font-size: 22px;
line-height: 2em;
padding-bottom: 20px;
}
a[data-lightbox] img {
width: 150px;
}
</style>
<link rel="stylesheet" href="./css/lightbox.min.css">
HTMLでの画像設定
次に、HTMLを使ってサムネイルとポップアップ表示させる画像(1~4.jpg)を設定します。ここで大切なのは、各画像に正しいリンクとデータ属性を設定することです。これにより、ユーザーがサムネイルをクリックしたときに、期待通りの画像が表示されます。
サムネイルのリンク(a)タグにhref=”ポップアップ表示させる画像ファイルへのリンク”、data-lightbox=”サムネイルグループ名”、data-title=”キャプション”を設定します。必要に応じて変更して下さい。
<h1>lightboxを使って画像ポップアップを表示します。以下のサムネイルをクリックして下さい。</h1>
<div>
<a href="1.jpg" data-lightbox="lbox" data-title="イメージ1"><img src="1.jpg"></a>
<a href="2.jpg" data-lightbox="lbox" data-title="イメージ2"><img src="2.jpg"></a>
<a href="3.jpg" data-lightbox="lbox" data-title="イメージ3"><img src="3.jpg"></a>
<a href="4.jpg" data-lightbox="lbox" data-title="イメージ4"><img src="4.jpg"></a>
</div>
JavaScriptでの動作設定
最後に、Lightbox2のJavaScriptを設定します。lightbox-plus-jquery.min.jsファイルを読み込むだけです。これにより、サムネイルをクリックした際の動作や、画像表示時の挙動が決まります。シンプルながらも、この一手間がユーザー体験を大きく左右します。
<script src="./js/lightbox-plus-jquery.min.js"></script>
lightboxを使って画像ポップアップを表示するデモページ
理論だけではなく、実際にどのように見えるのかを確認することも大切です。以下のデモページでは、上記で解説したLightbox2の設定を用いた画像ポップアップの例をご覧いただけます。
lightboxを使って画像ポップアップを表示するデモページ
参考リソース
Lightbox2のさらなる情報は、公式サイトから得ることができます。ここでは、より高度なカスタマイズ方法や、さまざまなオプションについて詳しく説明されています。
Lightbox2
まとめ
Lightbox2は、そのシンプルさと美しさで、多くのウェブサイトで利用されているライブラリです。この記事を通して、基本的な使い方から応用的な設定までを学ぶことができました。是非、あなたのウェブサイトで活用して、訪問者に忘れられないビジュアル体験を提供してください。
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