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LaravelのURL変更ガイド – レンタルサーバーでの「public」ディレクトリ対応方法

Laravelは、柔軟性とパワフルな機能で人気のPHPフレームワークです。しかし、Laravelで開発したアプリケーションをデプロイする際、URLの構造を変更したい場合や、レンタルサーバーの制約に適応する必要がある場合があります。特に、LaravelのpublicディレクトリをWebサーバーのドキュメントルートとして設定することが推奨されていますが、すべてのレンタルサーバーでそれが可能とは限りません。

本記事では、Laravel 9で以下の要件を満たすための具体的な手順と対応方法について解説します。

  • 現在のURL https://hogehoge.com/demo/public/ から https://hogehoge.com/demo/ への変更
  • publicディレクトリをそのままにして、.htaccessだけで対応する方法
  • レンタルサーバーでpublicディレクトリをドキュメントルートとして直接指定できない場合の対処方法

URL変更の具体的手順

ルートディレクトリに.htaccessファイルを作成

Laravelプロジェクトのルートディレクトリに新しい.htaccessファイルを作成します。

.htaccessファイルの内容を設定

以下の内容を.htaccessファイルに追加します。

<IfModule mod_rewrite.c>
    RewriteEngine On

    # ルート以外のリクエストをpublicディレクトリにリダイレクト
    RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/public/
    RewriteRule ^(.*)$ public/$1 [L,QSA]

    # もしpublicディレクトリが存在しない場合は、リダイレクトしない
    RewriteCond %{DOCUMENT_ROOT}/public%{REQUEST_URI} -d
    RewriteRule ^ - [L]

    RewriteCond %{DOCUMENT_ROOT}/public%{REQUEST_URI} -f
    RewriteRule ^ - [L]
</IfModule>

サーバーの再起動

設定を反映するために、Webサーバーを再起動します。

確認事項

新しいURL https://hogehoge.com/demo/ にアクセスして、ウェブサイトが正しく表示されるか確認します。

注意点

  • .htaccessファイルの変更は慎重に行ってください。誤った設定はサイトの可用性に影響を与える可能性があります。
  • この方法はApache Webサーバーを使用している場合に適用されます。他のWebサーバー(例えばNginx)を使用している場合は、適切な設定を行う必要があります。

レンタルサーバーでのpublicディレクトリ対応の具体的手順

シンボリックリンクの作成

レンタルサーバーでSSHアクセスが可能な場合、ルートディレクトリにpublicディレクトリへのシンボリックリンクを作成します。

ln -s /path/to/your/laravel/project/public /path/to/your/document/root/demo

 
このコマンドは、demoという名前のシンボリックリンクを作成し、それをpublicディレクトリにリンクします。

サブドメインの設定

レンタルサーバーのコントロールパネルを使用して、新しいサブドメイン(例:demo.hogehoge.com)を設定し、そのドキュメントルートをシンボリックリンクが指すディレクトリに指定します。

確認事項

新しいサブドメインにアクセスして、ウェブサイトが正しく表示されるか確認します。

注意点

  • シンボリックリンクを使用する方法は、サーバーがシンボリックリンクをサポートしている場合にのみ適用されます。
  • サブドメインの設定は、レンタルサーバーの提供するツールやインターフェースによって異なります。必要に応じて、サーバーのドキュメントやサポートに相談してください。

最後に

LaravelでのURL変更やpublicディレクトリの対応は、レンタルサーバーの環境や設定に大きく依存します。
本記事では、一般的なガイドラインを提供しましたが、実際の作業ではサーバーの具体的な制約や機能を考慮する必要があります。変更を行う前には、必ずバックアップを取り、十分なテストを行ってください。

 
※流用される場合は自己責任でお願いします。