Microsoft Office(パワーポイント、ワード、エクセル)は、プレゼン資料やレポート、データ管理に欠かせないツールです。しかし、画像を挿入するとファイルサイズが大きくなり、メールで送信できないことがあります。
本記事では、Officeファイルの画像を圧縮する方法を詳しく解説します。
Contents
ディスプレイ広告
パワーポイント、ワード、エクセルで画像を挿入するとなぜ重くなるのか
Officeファイルが重くなる主な原因は以下の通りです。
- 高解像度画像の使用:
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した高解像度画像をそのまま挿入すると、数MB以上になることがあります。 - 非圧縮画像フォーマット:
PNGやTIFFなどの非圧縮フォーマットを使用すると、ファイルサイズが大きくなります。 - 複数の画像の挿入:
複数の画像を組み合わせると、ファイルサイズが一気に増加します。 - 画像の編集履歴:
Officeでは、画像の編集履歴を保持するため、変更を加えるたびにデータが蓄積されます。
パワーポイント、ワード、エクセルで画像を圧縮する方法
1. Officeの画像圧縮機能を使う
パワーポイント、ワード、エクセルには共通の画像圧縮機能があります。以下の手順で、どのソフトでも画像を圧縮できます。
- 画像を選択する。
- 「図の形式」タブを開く。
- 「図の圧縮」ボタンをクリック。
- 「この画像だけに適用する」のチェックを外す(すべての画像を圧縮する場合)。
- 解像度を「メール用(96ppi)」または「Web用(150ppi)」に設定する。
- 「OK」をクリックして圧縮を適用する。
2. 画像を圧縮してから挿入する
画像編集ソフトを使って、挿入前に圧縮しておくのも効果的です。
- ペイント:
Windows標準の「ペイント」でJPEG形式で保存し、品質を調整する。 - オンライン圧縮ツール:
TinyPNG、Compressor.ioなどを利用して、画像サイズを最適化する。
3. 画像の解像度を下げる
特に印刷を考慮しない場合、画像の解像度を72dpiや96dpiに変更することでサイズを大幅に削減できます。
4. ファイル形式を変更する
JPEGは圧縮率が高く、ファイルサイズを小さくできます。スクリーンショットやグラフなどは、PNGやGIFよりもJPEGを選択すると軽量化できます。
注意点
- 画像の画質低下:
過度な圧縮は画質の低下につながるため、適切なバランスが必要。 - 元データのバックアップ:
圧縮後に元の画質が戻せないため、元の画像は別途保存しておく。 - テキストを画像化しない:
テキストが画像として埋め込まれると圧縮が難しくなる。
まとめ
Officeファイルで画像を使用するとファイルが重くなりますが、画像圧縮機能や外部ツールを活用することで、軽量化できます。
メールでの送信やクラウド保存を考慮して、適切に圧縮しましょう。
※参考にされる場合は自己責任でお願いします。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告