「ログイン時に送られてくる数字の入力が面倒」「そもそもワンタイムパスワードって本当に安全なの?」と疑問に思っていませんか?

インターネットバンキングやSNSの乗っ取り被害が増える中、ワンタイムパスワードは自分を守るための最強の防具です。この記事では、ワンタイムパスワードの基本から、メリット・デメリット、注意点までを専門用語を抑えて分かりやすく解説します。

1. ワンタイムパスワード(OTP)とは?

ワンタイムパスワード(OTP)とは、一度きりしか使えない「使い捨てのパスワード」のことです。通常、30秒〜60秒程度の短い有効期限が設定されており、一度ログインに使用すると、その番号は二度と使えなくなります。

固定パスワードとの違い

項目 固定パスワード ワンタイムパスワード
有効期限 変更するまで無期限 数十秒〜1回限り
覚えやすさ 覚える必要がある 覚える必要なし(都度発行)
安全性 漏洩するとリスク大 漏洩しても即無効化される

2. ワンタイムパスワードの3つのメリットと安全性

なぜ多くのサービスが導入を推奨しているのか、その理由は圧倒的な安全性にあります。

  • 不正ログインの防止: 万が一、IDと通常のパスワードが盗まれても、あなたの手元にあるスマホ(ワンタイムパスワード)がなければ犯人はログインできません。
  • 使い回し被害の回避: 他のサイトから漏洩したパスワードリストを使った「パスワードリスト攻撃」に対して非常に有効です。
  • リアルタイムの保護: その瞬間しか使えないため、キーロガーなどのウイルスで入力を監視されていても、次の瞬間にはその数字は無効です。

3. ワンタイムパスワードの種類

現在、主に以下の3つの形式が使われています。

  1. アプリ型: Google Authenticatorなどの専用アプリを使用。オフラインでも使えるため安全性が高い。
  2. SMS・メール型: 登録した電話番号やアドレスに届く。手軽だが、通信環境が必要。
  3. ハードウェアトークン型: 銀行などで配られる専用の小型デバイス。ネットから完全に切り離されているため、最も強固とされる。

4. 利用時の注意点とリスク

安全なワンタイムパスワードにも、運用上の注意点があります。

注意:フィッシング詐欺には要注意!
偽のログイン画面にワンタイムパスワードを入力させて、犯人がリアルタイムでそれを盗み、公式サイトへログインする手口があります。必ずURLが正しいか確認しましょう。

  • スマホの紛失・故障: 認証アプリを入れているスマホが壊れると、ログインできなくなる恐れがあります。必ず「バックアップコード」をメモしておきましょう。
  • 電池切れ: ハードウェアトークンの場合、電池が切れると再発行の手続きが必要です。

5. まとめ:自分の身を守るために今すぐ設定を

ワンタイムパスワードは、多少の手間はかかりますが、それ以上に「アカウント乗っ取り」という甚大な被害を防ぐ効果があります。

特にお金に関わるサービス(銀行、Amazon、楽天)や、プライバシーの塊であるSNS(LINE、Instagram、X)では、必ず設定しておくことを強くおすすめします。

 
※参考にされる場合は自己責任でお願いします。

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